Style スタイル


TAILOR CLASSIC




Style   スタイル_b0151357_1572070.jpg日ほど、「スタイル」という言葉が濫用され、また欠如している時代も珍しい。

「スタイルとは、持っている人はもっているし、持っていない人はもっていない。 ただそれだけのことなのだ。」 とは、60年代から70年代の上流社会を辛口で活写したタキの言葉です。

タキ自身が、スタイルのある「プレイボーイ」でした。

このエッセイで、タキは、こうも言っています。
「スタイルの特徴は、深みのある人格が知らず、知らずのうちに滲み出し、なにもしなくても、周りの関心を集めだす、、、という点にある。」と、、、


は、スタイルとは生き方だと 思います。


人種や年齢によらず、いろんな人にめぐりあった自分の経験からいわせてもらえば、人間というのは 生き方によって 死ぬまで成長もできれば、つまらない、不平だらけの人間で終わってしまうこともあるのです。

スポーツでは、その技術や、才能とともに、精神的な強さが、大きな評価にあげられますが、生き方もまた、かなり、強い信念がないと 後で悔やむことになります。  






Style   スタイル_b0151357_1515114.jpg「スタイル」というからには、「ファッション」ではありません。男のワードローブは、「スタイル」であって「ファッション」とは違います。

「スタイル」なのだから、一生を通じて着れなければうそになります。写真として残る70~80年前のウインザー公や、ダンデイ達の姿が、いまもエレガントにみえるのは、そうした服を選んでいるからです。























「ティラー六義」
中央区銀座一丁目21番9号
phone 03-3563-7556 e-mail bespoke@rikughi.co.jp(appointment required 要予約)

無断転載、画像の無断複写を禁じます。
copyright 2008 Ryuichi Hanakawa

by tailorrikughi | 2008-06-26 14:47 | ■Column(New)
<< アトリエ  The Red R... The Art of Tie ... >>