Column / 「トープギャバジン」



TAILOR CLASSIC


Corrrect Style & Timeless Quarity
GABARDINE

Column |  トープギャバジン スーツ






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夏のスーツといえば、軽いハイツイストウーステッド、或いはリネンやシルクウール、それにモヘアも捨てがたいですが、私が好きなのは何といってもギャバジンのスーツです。

本格的なギャバジンは、布地のなかでは高価で、仕立てるのもちょっとやっかいで、プレスするのにも気をつかいます。しかし、何よりその独特の光沢のある質感が、上品なラグジュアリー感を醸し出して、この風合いは、他の布地には替えがたいものです。


コロニアルタンのギャバも良いですが、極め付きはトープと呼ばれる、少しピンクがかったベージュで、トープギャバジンのスーツは、昔から紳士のクラッシックな夏の装いの中でも、最も上品な一着として愛されてきました。大人の贅沢なスーツで、ちょっとダンデイズムとか貴族趣味を感じさせます。


ただ、先染めの上質なギャバジンそのものが、なかなか手に入りにくくなりました。特に、トープ色のギャバにはなかなかお目にかかれません。どうも、ギャバジンという織り方そのものが、コストがかかり織り手には厄介なものらしいのです。














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copyright 2008 Ryuichi Hanakawa

# by tailorrikughi | 2008-06-26 14:10 | ■Column(New)