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Classic Chalk stripe Flannel suits


TAILOR CLASSIC




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Art&ClassiC



「Classic Chalk Stripe Suits」


チョークストライプのスーツは、男のワードローブにはマストな一着だと思います。大人の男のスーツというのは、この柄から始まる - という個人的な思い入れがあります。
特に、この生地をダブルブレステッドのイングリッシュドレープに仕立てたとき、男のデイグニテイーとクラッシックな品の良さが最も出るように思います。チャコールグレー地に白のチョークや、ネイビー地(英国的な少し明るめのもの)にホワイトチョークなどのスーツは タイムレスな エレガンスを持っていると思います。

ところで、この生地で、重要なのは、まさしく 白墨(チョーク)で線を引いたように、所々 かすれ、消え入りソウナ風情です。これが、この生地の魅惑です。

もうひとつ こだわると、ストライプの間隔です。 

加えて、 この柄は、原則的に ミルド フィニッシュ(少し毛がたった)仕上げの フラノ地が よく似合います。このクラッシック フラノは 英国のウエストヨークシャーの ミル(生地工場)の 「お家芸」ですが、 従来は 400gある 重い生地でした。
いかにも、英国の風土から 出てきたものですから仕方はないのですが、エアコンデイションが普及した現代では少し重いと思います。ただ、困ったことに この「重み」のある質感が この生地の味わいを支えているのです。

”理想のチョーク”を求めて、、、ヨークシャーのミルを頼って 織らせてみることにしました。
この生地は 顧客用のサンプルを織る 古い織機で 織ってもらったものです。
 ミルのチーフデザイナー氏のアドバイスもあり、コンポジションを Finest ラムウール95%と カシミア5%に変更して、仕上がりの見た目の「重み」は、そのままに、200-270g、300gという フラノでは極めて 軽量なものが出来上がりました。
これは、日本では 3シーズン着られるウエイトです。

■  TAILOR CLASSIC








b0151357_2353657.jpgRIKUGHI specilal wooven flannel(英国製)
「イングリッシュネイビー  ホワイトチョークストライプ」
ウエストイングランド クラッシック フランネルの風合いをそのままに、290gから300g(ラムウール95%、カシミア5%)という軽さに仕上げました。

















b0151357_23152753.jpgRIKUGHI specilal wooven flannel(英国製)
「チャコールグレイ  ホワイトチョークストライプ」

六義のスペシャリー ウーブン(特注)のチョークストライプのフランネルは、そのストライプの間隔で3種類揃えてあります。
上の写真のイングリッシュネイビーのものが、その中でも、一番、間隔の広いものになります。これは(右の写真)、中間サイズの間隔のものです。

色は、イングリッシュ・ネイビー(この色だしには拘りがあります)、チャコールグレイ、トップグレイを基本としています。












b0151357_2316076.jpgRIKUGHI specilal wooven flannel(英国製)
「イングリッシュネイビー  ホワイトチョークストライプ」

こちらは、最もストライプの間隔の狭いもの。ストライプの間隔によって、仕立て上がりの印象も若干、違ってきます。お好みと用途によって、正しい間隔のものをアドバイスさせて頂いております。
















b0151357_23164141.jpgRIKUGHI specilal wooven flannel(英国製)
「チャコールグレイ  ホワイトチョークストライプ」




























「ティラー六義」
中央区銀座一丁目21番9号
phone 03-3563-7556 e-mail bespoke@rikughi.co.jp(appointment required 要予約)

無断転載、画像の無断複写を禁じます。
copyright 2008 Ryuichi Hanakawa

by tailorrikughi | 2008-06-30 23:11 | 1.Chalk Stripe Suits

Press




■ Ryuichi Hanakawa

b0151357_2362192.jpgLAST vol3






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■ Bespoke Shoes


b0151357_2464978.jpgMen‘s EX  2008








b0151357_2545984.jpgSevenseas March 2007









b0151357_9101238.jpg b0151357_9105970.jpgPlus Design April 2007










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文芸春秋  June 2007










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Hanako March 2007










b0151357_371430.jpgGentry Jan.2005












「ティラー六義」
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by tailorrikughi | 2008-06-28 02:37 | ■Press

アトリエ  The Red Room and Fablic Collection




TAILOR CLASSIC


CORRECT STYLE
& TIMELESS QUALITY

RIKUGHI | 紳士のスタイル





b0151357_22584585.jpg紳士の装いは、「ファッション」ではなく「スタイル」であるべきです。

どんな場面においても、威厳をもって身体の一部となり、その人のスタイルをつくりあげるのが男の服装だといえます。


正しく、丁寧に仕立てられ、時代に左右されないエレガンスをつくること。



六義のハウススタイルは、1930年代のイングリッシュドレープを基本としています。それは、この時代の紳士服が、その歴史上、最もエレガントに輝いており、経験からいって、今の時代においても、どの都市、どのような場面においても色あせることなく、エレガンスを保ち続けることができるからです。



また、この時代のテーラリングに特徴的なのは「Correct Style(正しい姿)」という一種の規範があったことです、顧客の個性を生かしながらも、正しいとされるスタイリング、デイテイールが守られていたということです。この規範は、タウンスーツ、カントリースーツ、デイウエア、スペシャルオケイジョン(フォーマル)という各場面だけではなく、例えばシングルスーツのピークドラペルの場合の上襟のカーブのあり方など、細かくバリエーションがありました。いまや、これらのスタイルを知るテーラーは残念ながら少なくなりました。


おもしろいのは、それらは保守的というよりは、いまの時代に見るとなかなか新鮮に映るということです。これが、「クラシック」の妙味だと思います。ファッションは消えていき、移ろっていきますが、スタイルというのは永遠性をもつものです、クラシックなビスポークスーツは生涯、愛用するものだという所以はここにあります、
 






「CLASSIC TAILORING クラッシック テーラリング
RIKUGHI |  美しい服

そして、大事なのはスタイルを支えるテーラリングです。スタイルの大部分は質、クオリテイーによって成り立っています。


六義のテーラリングは「クラッシックテーラリング」です。私自身が色々なテーラーでオーダーをしてきたこともあり、テーラリングにはこだわるところがあるのです。私の経験から言わせていただくと、現在、このクラッシックテーラリングができるところはヨーロッパでもいまや稀だと思います。

b0151357_0335252.jpg六義の「クラッシックテーラリング」は、
例えば、スーツの運針数は仮縫いを含めるとおよそ10万回にもなります、ラペルを落ち着かせるために縫われるハザシは、多分、今の一般的な仕事に比べて3倍の細かさで縫われています。芯は生地の柔らかさによって変え、ひとつひとつがクライアントのプロポーションに合わせて、一からつくる手づくりです(聞くところによると、オーダーメイドでも出来合いの芯に手を加えるだけのところが多くなっているそうです。)、、、

単に、丁寧な仕事というだけでなく、例えば私がこだわるのは、ジャケットとパンツのスムーズな一体化した流れですが、これを実現させるためにはジャケットのすそを内側に丸め込むようにひと針づつ縫っていくという作業が必要になってきます、つまり型紙にはあらわれない「縫い方」というのが肝要なのです、これはかなり高い技能が必要な作業で、つまり上手な人が、丁寧な仕事を、正しいアプローチで行わなければ適わないのです。


スタイルは丁寧な仕事、すぐれた技能から生まれるといえます。 




The Fablic

六義では、ごくクラッシックな指定生地 (Special wooven)を除いて、バンチ(布サンプル)で現行の生地を選んでいただく事はお勧めしていません。
原則的に、この30年間でひとつひとつ蒐集した生地から選んでいただくようにしています。
コレクションの中には、いまでは見ることのない手織りのハイツイストウーステッド、本格的なヘビーウエイトのキャバルリーツイル、50年代のエスティトツイード、古代タータン(ダンシングタータンもあります。)、30年代~50年代のイングリッシュシルクなどもあります。

生地というのは、例えば同じハウンドツース、同じスーパー150‘sでも表情も違えば、質もひとつひとつ違うものです。個体差があるのです。生地については、少し拘りと執着ともいえるものがあって、気に入るものを求めて、世界中を歩きました。これらの生地を集める過程は、大げさに言えばそれ自体が一遍の物語にもなろうというものです、ある時は1930年代にご主人がスコットランドのミルで生地のデザインをされていたという未亡人に会いに行き、ある時は廃業するテーラーからビンテージの布をもらいうけ、ある時はすでに消えた英国のオーバーコート地専門のミルのラストカット(最後に残った生地)を探しにヨークシャーまで出かけました。

(*ビンテージファブリックのコレクションについては、「The Collection」の項をご覧下さい、)

コレクターというのは難儀なもので、集めれば集めるほど、より優れたもの、珍しいものをと探し求めはじめます、つまり、今まで見てきた以上のものにしか感動を覚えなくなります、

ビンテージ生地の飽くなきコレクションのはてに、私はついに「100年素材」というテーマーのもとに、世紀を越えて愛される素材を、無謀にも織らせることを始めました、



それは、30匁を越す超厚手でしかもすべらかに柔らかい絹で織られたオクスフォードのシャツ地であったり、最強のウール、キャバリーツイルを人間の肌に最も近いシルクで織らせたりという、或る意味で、ビンテージの「復刻」というよりは、それを越えるいまだ見たこのない我侭な素材へのチャレンジといえます、









*残念ながら、写真では生地の表情まで再現するには限界があります。実物をご覧ください。










「ティラー六義」
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by tailorrikughi | 2008-06-27 23:09 | ■About us

Style スタイル


TAILOR CLASSIC




b0151357_1572070.jpg日ほど、「スタイル」という言葉が濫用され、また欠如している時代も珍しい。

「スタイルとは、持っている人はもっているし、持っていない人はもっていない。 ただそれだけのことなのだ。」 とは、60年代から70年代の上流社会を辛口で活写したタキの言葉です。

タキ自身が、スタイルのある「プレイボーイ」でした。

このエッセイで、タキは、こうも言っています。
「スタイルの特徴は、深みのある人格が知らず、知らずのうちに滲み出し、なにもしなくても、周りの関心を集めだす、、、という点にある。」と、、、


は、スタイルとは生き方だと 思います。


人種や年齢によらず、いろんな人にめぐりあった自分の経験からいわせてもらえば、人間というのは 生き方によって 死ぬまで成長もできれば、つまらない、不平だらけの人間で終わってしまうこともあるのです。

スポーツでは、その技術や、才能とともに、精神的な強さが、大きな評価にあげられますが、生き方もまた、かなり、強い信念がないと 後で悔やむことになります。  






b0151357_1515114.jpg「スタイル」というからには、「ファッション」ではありません。男のワードローブは、「スタイル」であって「ファッション」とは違います。

「スタイル」なのだから、一生を通じて着れなければうそになります。写真として残る70~80年前のウインザー公や、ダンデイ達の姿が、いまもエレガントにみえるのは、そうした服を選んでいるからです。























「ティラー六義」
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by tailorrikughi | 2008-06-26 14:47 | ■Column(New)

The Art of Tie クラブタイ




TAILOR CLASSIC



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スーツにはどうしてもタイが必要で、しかし、なんでも良いわけでもなく、その昔は、紳士が愛用すべきネクタイの種類は限られていました。ひとつは、千鳥格子、それにスピタルスフィールドと呼ばれる、特には細かい格子織りのもの、そして、その人の出自を表すクラブタイ。


ペイズリーなどもありますが、あれは田舎のもので、ロンドンなどの都会での昼の装いといえば、このクラブタイというのが定番でした。他のタイに比べると、色の組み合わせが驚くほど大胆なものもあります。昔のイギリスはけっこうタイにうるさい社会でしたが、このクラブタイに限ってはいくらハデな色あわせでもオーセンテイックなものとして許されていました。


ものの本には、「クラブがないアメリカにこのタイがわたって、ストライプの方向を変えてレップタイと呼ばれた」とありますが、知らないだけで、当時、アメリカにも社交界はありましたし、ボーデイングスクールもあれば、アイビーリーグもあり、近衛兵はいませんが、ニューヨークやボストンなど都会にはジェントルメンズクラブも数多くありました。






要は、他のものと同じように、規範がくずれて、タイもファッションアイテムになったということで、これは良い反面、個人のセンスを問われるというやっかいもひとつ増えたといえます。私は、タイの柄ぐらいは規範のなかで、そのかわり質の良いものを締める程度で良いように思いますが、、、。いま、「トレンデイ」と呼ばれる店先に並ぶタイは、クラッシックなスーツに合わせるにはフェミニンすぎるように思えます。



いまや、いろんなおもしろいタイがありますが、昼の装いとしては、このクラブタイ=ストライプタイが、一番オーセンテイックで合わせやすいと思います。ただ、プリントのものよりは、織りのものを選ぶこと。
それと、どう説明すれば良いか難しいところですが、できるだけ本物に近いストライプの組み合わせを選ぶこと。ある種のファッションブランドのものは、色がきれいだといっても変です。













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by tailorrikughi | 2008-06-26 14:12 | ■The Art of tie

Column / 「トープギャバジン」



TAILOR CLASSIC


Corrrect Style & Timeless Quarity
GABARDINE

Column |  トープギャバジン スーツ






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夏のスーツといえば、軽いハイツイストウーステッド、或いはリネンやシルクウール、それにモヘアも捨てがたいですが、私が好きなのは何といってもギャバジンのスーツです。

本格的なギャバジンは、布地のなかでは高価で、仕立てるのもちょっとやっかいで、プレスするのにも気をつかいます。しかし、何よりその独特の光沢のある質感が、上品なラグジュアリー感を醸し出して、この風合いは、他の布地には替えがたいものです。


コロニアルタンのギャバも良いですが、極め付きはトープと呼ばれる、少しピンクがかったベージュで、トープギャバジンのスーツは、昔から紳士のクラッシックな夏の装いの中でも、最も上品な一着として愛されてきました。大人の贅沢なスーツで、ちょっとダンデイズムとか貴族趣味を感じさせます。


ただ、先染めの上質なギャバジンそのものが、なかなか手に入りにくくなりました。特に、トープ色のギャバにはなかなかお目にかかれません。どうも、ギャバジンという織り方そのものが、コストがかかり織り手には厄介なものらしいのです。














「ティラー六義」
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by tailorrikughi | 2008-06-26 14:10 | ■Column(New)