「ボタンの愉しみ」



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「ボタンの愉しみ」
title copyright 2017 MOMOTOSEDO, Ryuichi.Hanakawa.

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アトリエの地下の「RED ROOM 」にはおよそ19世紀から20世紀に至る私が選びぬいた生地が眠っている。
いっさい染めていない産毛のようなラクダの内毛を織った本物の「キャメルヘアー」や1900年代の「オリジナル」チョークストライプ、18世紀あたりのシルクの「ウオーターマーク(モアレ)」など話し出せばきりがないのでそれは次回に譲るとして、、、
今回は「ボタン」のお話しである。RED ROOMの一角のヴィンテージの生地が積み上げられた漆黒の棚の「引出し」に詰め込められたいまとなっては「宝もの」のボタンの話である。
「ボタン」もまたビスポークの大いなる「愉しみ」のひとつである。
ここには私が20代から主に英国のアンテイークマーケットを探し巡り発掘した18世紀から20世紀初頭のハンテイングボタンや特徴的な紋章が刻まれたライブリーボタンが秘蔵されている。「ボタン」は「生地」よりもさらに歴史を遡って蒐集されている。「ボタン」も話し出せばきりがない、、、


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by tailorrikughi | 2017-05-15 17:15 | ■「ボタン」の愉しみ
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